2015年10月13日火曜日
ARIAを振り返りながら感想を書いていこう。 第1話「その 素敵な奇跡を……」
記念すべきARIA THE Animation 第1話「その 素敵な奇跡を……」
注:劇場版公開記念に、懐かしみながらARIAの感想をただつらつらと語っていくものです。
今後の展開や劇場版の内容など、ネタバレ全開です。
第1話「その 素敵な奇跡を……」
久しぶりに見ると、アニメ自体が古いということ、また最初と言うこともあり、やはり作画に時代を感じますね。懐かしい
全体的に皆、顔がシャープな感じがします。なんとなく。
しかし、声優さんらの演技は劇場版のAVVENIREと比較しても、いい意味で違いがないですね。
葉月さんもおっしゃっていましたが、AVVENIREで成長したキャラクターを演じる際に、「成長した(プリマになった)灯里ということを意識しないように した」そうです。(最初そこを意識して演技をしたらなんだか違和感があったらしく、監督に『プリマであることは意識しないでやってほしい』と言われたそう です笑)
アニメ1期の1話を見ると、それが改めて良くわかりますね……ANIMATIONの灯里も、AVVENIREの灯里も、『声優さんの演技』という意味ではいい意味で、一緒です。もちろん、灯里だけでなく、藍華も、アリスも。
改めてアニメ1話から見返すと、
「そういえばこんな話から始まったなー」と言うのが率直な第一印象。
話全体としては、アニメオリジナルキャラクターであるアイちゃんと灯里達との出会いを描いたもの。
アイちゃんはオリジナルキャラクターですが、話自体は完全にアニメオリジナルというわけではなく、原作にある話を、登場キャラクターをアイちゃんに置き換えて、うまくつなぎ合わせた、という感じ。
原作では迷子になったおじいちゃんと一緒に食べるじゃがバター
流されたアリア社長をアリシアさんがみごとなオールさばきで救出するシーン。
これはおそらく原作AQUAの2話からとってきたものなんだと思います。
そういえば、アニメではあまり漫画・AQUAの内容(灯里とアリシアさん、藍華ちゃんとの出会い等)が語られず物語がスタートするため、原作を読んだことない人がアニメから入ると「これは続きものなのか?」という疑問を抱いてしまいそうな気がしたんですが、実際どうだったのでしょうね。
いやーそれにしても・・・アイちゃんが・・・・悪ガキですね←
劇場版ではあんなに愛くるしい表情でガンガンにやにやさせてくれていたというのに……
さすがにアイちゃんは劇場版のAVVENIREとは大分キャラも、声優さん(水橋さん)の演技も全く違いますね。AVVENIREでは大分大人になっているので、当たり前ですが。
悪ガキだった頃のアイちゃん(っていってもこの1話だけですけど)はひたすら懐かしいです。
でも可愛いから許しましょう。
灯里の素敵パワーで改心したアイちゃん。はいかわいい。
あと、これはAVVENIREでの舞台挨拶で監督さんがおっしゃっていたんですが、アニメでは『奇跡』という言葉が割と多用されているのですが、原作ではそんなに『奇跡』という言葉は出ていない、とのこと。
僕もなんとなく、ARIAは『奇跡』という言葉がよくでてきているような気がしていたんですが、それはアニメの影響だったんだなーと。
正直アニメ第1話を初めて見たときの感想とか全く覚えていないので、比較したりできないんですけど、やっぱり丁寧に描かれていますよね。
原作の世界観を大切にして表現しようっていう制作陣の気持ちがとても伝わってきます。
そしてなにより、アニメARIAの作品でかなり重要な所を占めているのが、音楽なんですよね。
これはAnimationに限らず、NaturalでもOriginationでも共通の事なのですが、ARIAのアニメは本当に音楽が素晴らしいです。
この音楽がなければARIAのアニメがここまで良い評価を得られることはなかったといっても、過言ではないと思いますよ。
それと、あまりアニメの制作手法とか工程とかはよくわからないのですが、やっぱりワンカットの秒数とか他のアニメと比べても随分長くしたそうです。
そういった製作スタッフさんの気遣いが、ARIA愛が、この作品の持つ雰囲気を醸し出しているのでしょうね。
アリシアさん
『(相手の)嫌いなところを好きになるには、少し努力が必要だけど、もしそれができたら、好きな人は大切な人になる』
灯里
『その奇跡は、努力で起こす事ができるんですね』
ARIAは格話で、こういった教訓と言うか、テーマのようなものがあげられることがままあるのですが、
第1話は上の『相手の嫌いなところを 好きになれたら、それはとっても素敵なことです』ということでした。
うむ。全く持ってその通り。
恋人、家族、友達、なんでもいいんですけど、その人の全部を好きになることなんてできません。
嫌いな所があるのは当たり前です。
でもそれを踏まえたうえで、その人のことをそれでも好きだと思えるなら、それはきっと本当のことなんでしょう。
そしてもしも、その嫌いな部分すらもいつしか好きだと思えるようになったのなら、それは本当に大切な存在になったということなんでしょうね。
恥ずかしいセリフ禁止。
とまぁこんな感じで時間を見てARIAを懐かしみながら、感想・・・のようなものをつらつら書いていきたいと思います。
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